品質管理
当社が作る様々なめっきで重要なことは、めっきにより製品の機能を向上させることを求められ、それらに答えるべく、必要な機能と品質を兼ね備えためっきを安定的に生産することです。
そのために当社では開発又、試作段階から量産までの全工程において品質保証の思想による評価をしていきます。
当社の備える品質管理機材
光学顕微鏡
オリンパス 工業用顕微鏡：システム倒立金属顕微鏡 GX51
明視野、暗視野、微分干渉、簡易偏光観察に対応します。
サイドポート中間鏡筒を介することで、デジタルカメラやTVカメラが装着できます。
豊富なオプションユニットによりかんたんに機能アップすることができます。
- 金属組織（明視野観察）
- 金属組織（暗視野観察）
- 金属組織（微分干渉観察）
- 金属組織（簡易偏光観察）
硬度計
ミツトヨ製：ビッカース硬さ試験機
- ワイドな試験力（1.961～490.3N）
- 金属部品の材料、熱処理、溶接部等の評価
- セラッミックの破壊じん性評価
電子顕微鏡
日本電子製 JSM-6510A
- 高性能汎用走査電子顕微鏡
- エネルギー分散形 X 線分析装置を内蔵
- 高性能、コンパクト、省エネタイプ
- 画像処理機能の向上
X線解析膜圧計
ドイツ：フィッシャー製 蛍光X線分析装置
- エネルギー分散型蛍光X線分析装置
- 定量元素分析と膜厚測定の両方を行える
- サブミクロン範囲の、極めて正確な膜厚測定
滴定装置
スイス：メトローム製 滴定装置（メッキ液濃度の測定）
キレート滴定とは
金属イオンと、キレート剤と呼ばれる多座配位子とが水溶性の安定な錯化合物を形成する反応を用いて金属イオンを滴定する。
（化学反応を用いて化学物質の量を測定する定量分析法）
原子吸光分光光度計
SHIMADZU製 AA-6300（メッキ液濃度の精密測定）
- ダブルビーム光学系による優れた安定性を実現
- トップクラスのファーネス検出下限を実現
- 先進のセーフティーテクノロジー（ガス漏れ検知）
原子吸光とは
高温に加熱して原子化した物質に光を照射。構成元素に固有の幅の狭い吸収スペクトルを示す現象を利用して、試料に含まれる元素の定性と定量を行う分析方法。
高温に加熱して原子化した物質に光を照射。構成元素に固有の幅の狭い吸収スペクトルを示す現象を利用して、試料に含まれる元素の定性と定量を行う分析方法。